88.姫街道

作词:喜多条忠
作曲:弦哲也

どこの姫かな お驾笼(かご)を降りて
樱ひと枝 手折(たお)ってござる
东海道は男道
姫街道は女道
远く浜名湖 远州滩は
きらきら光る 春の海

どんな姫じゃろ お江户に向かう
お舆入(こしい)れなら お颜が见たい
栗よりうまい十三里
姫街道も十三里
引佐(いなさ)卡でひと息入れて
干かす汗に蝉时雨(せみしぐれ)

泣いた姫さま ござったそうな
嫁(とつ)ぐ殿样 嫌いなそうな
本坂卡(ほんさかとうげ) 越えてゆく
姫街道は 泪越(ご)え
はるか三ケ日(みっかび) みかんの山を
ながめてそっと 袖(そで)しぼる


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