59.伤だらけの人生

作词:藤田まさと
作曲:吉田正

“古い奴だとお思いでしょうが、
古い奴こそ新しいものを
欲しがるもんでございます。
どこに新しいものがございましょう。
生まれた土地は荒れ放题、
今の世の中、
右も左も真っ暗闇じゃござんせんか”

何から何まで 真っ暗闇よ
すじの通らぬ ことばかり
右を向いても 左を见ても
ばかと阿呆の からみあい
どこに男の 梦がある

“好いた惚れたと、けだものごっこが
罢り通る世の中でございます。
好いた惚れたは、
もともと“こころ”が决めるもの…
こんなことを申し上げる私も、
やっぱり古い人间でござんしょうかね”

ひとつの心に 重なる心
それが恋なら それもよし
所诠この世は 男と女
意地に裂かれる 恋もあり
梦に消される 意地もある

“なんだかんだと
お说教じみたことを申して
参りましたが、そういう私も
日阴育ちのひねくれ者、
お天道样に背中を向けて步く
…马鹿な人间でございます”

真っ平ご免と 大手を振って
步きたいけど 步けない
嫌だ嫌です お天道样よ
日阴育ちの 泣きどころ
明るすぎます 俺らには



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