16.雨やどり
作词:さだまさし
作曲:さだまさし
それはまだ 私が神样を信じなかった顷
九月のとある木曜日に雨が降りまして
こんな日に素敌な彼が现われないかと
思ったところへ あなたが雨やどり
すいませんねと笑うあなたの笑颜
とても凛々しくて
前齿から右に四本目に虫齿がありまして
しかたがないので买ったばかりの
スヌーピーのハンカチ
贷してあげたけど 伞の方が 良かったかしら
でも爽やかさが とても素敌だったので
そこは苦しい时だけの神だのみ
もしも もしも 出来ることでしたれば
あの人に も一度逢わせて ちょうだいませませ
ところが实に偶然というのは 恐しいもので
今年の初诣でに 私の晴着のスソを 踏んづけて
あっこりゃまたすいませんねと笑う
口元から虫齿が キラリン
梦かと思って ほっぺつねったら 痛かった
そんな马鹿げた话は 今まで
闻いたことがないと
ママも兄贵も死ぬ程に笑いころげる 奴らでして
それでも私が突然 口红など つけたものだから
おまえ大丈夫かと おでこに手をあてた
本当ならつれて来てみろという
リクエストにお应えして
五月のとある水曜日に 彼を呼びまして
自信たっぷりに绍介したらば
彼の靴下に 穴がポカリン
あわてて おさえたけど しっかり见られた
でも爽やかさが とても素敌だわと うけたので
彼が气をよくして 急に
もしも もしも 出来ることでしたれば
この人をお嫁さんにちょうだいませませ
その后 私 气を失ってたから
よくわからないけど
目が觉めたら そういう话がすっかり
出来あがっていて
おめでとうって言われて も一度 气を失って
气がついたら あなたの腕に 雨やどり
|