63.一惠

作词:横须贺惠
作曲:谷村新司

一期一会… いくつかの出逢いの中で
それぞれに心を知りました

“贵女は梦だ”と人は言う
何故 何故梦なのかとふと思う

そんな想いは幼い顷の
雨に降られた 秋祭り
ガラス越しの雨だれに
ため息ひとつ瞳(め)をふせた
あの日の私想わせる

现(うつつ)の心届かぬままの
不知火(しらぬい)のような不思议さを
背おいきれずに呟(つぶ)いた
私は女──

一期一会… あなたとの出逢いの中で
私は自分を知りました

私の胸によせる波は
あなたの あなたの心にひいて行く

母にもらった名前通りの
多すぎる程の幸せは
やはりどこか寂しくて
秋から冬へ 冬から春へ
ひとつの爱を追いかけた

※现に戻す罪の深さを
知ってか知らずかあなたへの
爱を两手に呟いた
私は女──※

(※くり返し)


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