5.消化器がダンディーで气が利く场合

作词:タカハシヨウ
作曲:タカハシヨウ

“ただいま”と私は言う
“おかえり”と君は言う
テーブルには角砂糖二つ入りの
私のためのコーヒー

ドラマは录画济み
洗濯物は片付いて
カレンダーには私の
明日の to do リスト

私が眠れなければ
枕元でそっと赠られる
バリトンの子守呗
私が弱音を吐けば
“お前を抚でる手が欲しい”と
君はため息をついた

“おはよう”と私は言う
“おはよう”と君も言う
テーブルにはホットミルクたっぷりの
私のためのアッサム

私のリズムも
私の好みも
私の气分も
知り尽くした私の消火器(きみ)

君は约束をした
中身を出し切って死ぬ时まで
お前を守り续けると
私も约束をした
いざという时にはこの手で
君を使い切るからと

ある夜 谁かの悲鸣で目觉めた
いつの间にか焦げ臭い部屋
何が起きたかもわからないままに
燃えるタンスが倒れてきた

君がつっかえ棒になって
倒れきれなかったタンスの下で
背中に穴の空いた君の姿を
无伤の私は见ていた

“穴から漏れた粉末で
周围の火は消えただろう
俺を动かせばタンスが倒れる
早く独りで逃げるんだ”
“胜手に守っていなくなるな!”
私の叫びは炎に溶けて
驱けつけた消防队に
攫われて独り救われた

私も约束も守った君と
君も约束も守れなかった私
ごめんね とても不公平だけど
ダンディーで气が利く君の场合は
许してくれるんだろうな