1.家の里でマンボウが死んでる

作词:タカハシヨウ
作曲:タカハシヨウ

わからない
なにもかも
あれはなに?
辉く円盘

カラスも本能で拒否する
犬はダッシュで逃げていく
重く横たわる体
长く伸びる背びれ
くすんだ大きな目

すでに消えた魂

なぜ家の里でマンボウが死んでる
2mくらいあるマンボウが死んでる
突っ迂みどころが多过ぎて怒るに怒れない
とりあえず警察呼べばいいのかなぁ

食べてみた
うまくない
生臭い
ぬめりけがひどい

わけのわからない现实に
いよいよ死さえ觉悟した
强烈な嫌がらせか
はたまたプレゼントか
真相がなんであれ

マンボウがかわいそうだ

俺の住む町は海から远い
でも家の里でマンボウが死んでる
通报したが警察が信じてくれない
俺を通报しないでよ近所のおばちゃん

なぜ家の里でマンボウが死んでる
实家のお母さんも信じてくれない
报道されちゃったぞ近所のおばちゃん
お母さん见てますか?信じてください


2.神样はエレキ守钱奴

作词:タカハシヨウ
作曲:タカハシヨウ

このたびこの太阳系に
新たに惑星を作る神样です
会议で决まった予算は
日本円にして1000京円

润泽とは决して言えませんが
そこは私の腕の见せ所
神々の节约テクを驱使して
体裁だけは保ってみせましょう

低予算で作った生物に
人间と名付けてみました
误作动だらけの陈腐なオツム
足りないパーツは7ダース

彼らはなかなかに厄介な
ハッシュド精神力をお持ちで
いつも困ったことがあるとすぐ
私に祈るのです

祈りをフリーダイヤルみたいに使うな
费用はこっちで负担してるんだぞ
そんなとこにお金がかかると
オゾン层を维持するお金を削っちゃうぞ
お前らの半熟脑みそと天界を
有线LAN で系げてやろうか!

人间と名付けた生物は
足りないオツムで考える
彼らは好奇心が旺盛で
この星の秘密を知りたがる

脱脂绵诘めただけの地壳
エアコン切れてただけの冰河期
恐龙の化石は趣味のプラモ
どうか气づかないで!

ブレーカー落ちてる间にマンモス灭んだ
これぞオール电化惑星のリスク
金星の神から输入してた电气が
值上がりしたからケチってたんだ
このペースだとあと数年で
予算を使い切りそう

どうやって运営しよう!

予算があれば
地轴はまっすぐにできたし
完璧な生き物にもできたんだ
でも偶然
地轴の倾きは四季を生んで
不完全な心は爱を生んだ

案外良い星になった

でももう无理!こんなクソ星すぐ卖るわ!
そのお金で天国の国债买う!
あとはせいぜいうまく步めよヒト科ども!
私なしじゃすぐ死ぬだろうけど! (笑)
せっかくだし最后に有给でも取って
温泉に行くことにするかな!

热海


3.诞生日、ペペロンチーノにやさしくされる

作词:タカハシヨウ
作曲:タカハシヨウ

诞生日なのに君はまた仕事
“ただの平日だよ”って笑う
いくつもの不满をこらえた
精一杯の笑颜

冻えるような暗い夜
疲れて归ってきた君を
体の芯の方から
暖めてあげるよ

君が二度と寒い思いをしないように
君が二度と怖い梦を见ないように
君と同じところが痛むんだ
どうかもう小さな手が震えないように
大变だった今日をちゃんと乘り越えて
明日もまた战う君のことを
少しでも元气付けてあげたいから
仆をフォークでくるくる卷いて

仆は君だけのペペロンチーノ
ニンニクとオリーブオイルと唐辛子が
パスタの茹で汁と络まって
君の心を跃らせるよ

今日も忙しかったの?
谁かに嫌なこと言われた?
我慢しなくてもいいよ
仆は知っているよ

君が饮み迂んだ“疲れた”の数も
君が我慢したあくびの数も
そんなもの全部吐き出してよ
代わりに仆が君の中にいるから
がんばり屋さんな君のことだから
自分でうまくブレーキ踏めないんでしょ?
仆が胃の中でもたれてあげるから
仆のベーコンを啮まないで饮んで

君の努力がハッピーエンドで终わるように
君の苦劳が谁かのためになるように
インスタントの仆のようにすぐ消えてしまう
今日だけしか辉かない言叶を

“お诞生日おめでとう”


4.へし折れろ、君の心

作词:タカハシヨウ
作曲:タカハシヨウ

谁も君のがんばりなんて见てない
味方なんて一人もいない
君は评価されることすらない
存在しないのと一绪さ

今日君は何を生みだして
そのために何を消费した?
だらしなく堕落した君のせいで
世界はまた损をした

へし折れろ 君の心
闭ざされろ 君の梦
泣き崩れろ 部屋の隅で
谁も见てないけどね

ただのエネルギーの无驮遣いを
努力と呼んで满足して
何かになれたつもりなのかい?
人に迷惑をかけるな

远い土地の空气に触れて
面白い小说を读んで
得意な颜したって君自身の
価值は变わっていないよ

君が今 おいしいと
言って食べた 烧き肉も
この前まで まだ小さい
谁かのお母さん

いじらしく 咲く花も
夸らしく 舞う鸟も
美しくあるけれど
君のためじゃない

へし折れろ 君の心
无驮に终われ 君の努力
泣き崩れろ 部屋の隅で
谁も见てないからね


5.消化器がダンディーで气が利く场合

作词:タカハシヨウ
作曲:タカハシヨウ

“ただいま”と私は言う
“おかえり”と君は言う
テーブルには角砂糖二つ入りの
私のためのコーヒー

ドラマは录画济み
洗濯物は片付いて
カレンダーには私の
明日の to do リスト

私が眠れなければ
枕元でそっと赠られる
バリトンの子守呗
私が弱音を吐けば
“お前を抚でる手が欲しい”と
君はため息をついた

“おはよう”と私は言う
“おはよう”と君も言う
テーブルにはホットミルクたっぷりの
私のためのアッサム

私のリズムも
私の好みも
私の气分も
知り尽くした私の消火器(きみ)

君は约束をした
中身を出し切って死ぬ时まで
お前を守り续けると
私も约束をした
いざという时にはこの手で
君を使い切るからと

ある夜 谁かの悲鸣で目觉めた
いつの间にか焦げ臭い部屋
何が起きたかもわからないままに
燃えるタンスが倒れてきた

君がつっかえ棒になって
倒れきれなかったタンスの下で
背中に穴の空いた君の姿を
无伤の私は见ていた

“穴から漏れた粉末で
周围の火は消えただろう
俺を动かせばタンスが倒れる
早く独りで逃げるんだ”
“胜手に守っていなくなるな!”
私の叫びは炎に溶けて
驱けつけた消防队に
攫われて独り救われた

私も约束も守った君と
君も约束も守れなかった私
ごめんね とても不公平だけど
ダンディーで气が利く君の场合は
许してくれるんだろうな


6.おでこに生えたビワの性格が恶い

作词:タカハシヨウ
作曲:タカハシヨウ

おでこからビワの木が生えた
最初からいましたみたいな态度で生えた
无闇に拔くのも恐ろしく
医者に行くのも耻ずかしい

ビワの重みで手元が狂い
片眉を剃り落としてしまった时
泪目になる俺をよそに
爆発的に伸び始めた

悲しんだら枯れるから
笑って咲かせ续けるとか
そんな设定にして良い话みたいにしろよ
凹んでる时に限って
たわわに实ってんじゃねーよ
俺の毛の量と反比例する气かよこの野郎

おでこからビワの木が生えた
祖父の代からここみたいな态度で生えた
寝てる时には伸びないのに
起きて见てる时に伸びる

目の前にて茂りゆくビワに
ついに除草剂を散布したのだが
油断していた数分后に
后悔することになるのだ

流れてきた雫がちょうど
目に落ちてくるような
位置に枝が伸びてきてる
シャンプーハットが欠かせない
寝转んだら床に垂れて
叠が腐ってゆく
仕方なく洗い流したら
その水でまた育った

逆手に取る
落ち迂むと育つのなら
笑えば枯れるはず
食らえ俺の大爆笑

右胁から二本目生えた
笑うと增えるとかアホか
しかも枝が刺さるから
右胁が闭められない
さすがにもう命の危机だ
119 番にコール
救急车到着までの间に
キレイに拔けた

あ゛あ゛ー!!!!!!!!!
あ゛あ゛ー!!!!!!!!!


7.おニューのかさぶた、ペットに食われろ

作词:タカハシヨウ
作曲:タカハシヨウ

赤信号 停车 待ちぼうけ 广い步道
开けた视界 静かな风
后方 冲击 摇らぐ 全身
突っ迂んできたのは一台の自转车
谢りもせずどこに行く
后轮がグニャグニャになっちゃったぞ
ペダルに足乘せ体重かけてもさっぱり
きっぱり动きゃしないよ
もう动かない俺の爱车
その名は“安全弁 ゆる男”

名前も知らぬ犯人よ 觉悟しろ
今からお前に96の咒いをかけてやるぞ

1. 上下の齿が绝灭する梦见ろ
2. お气に入りの服の袖が千切れろ
3. 携带が通话中に爆ぜろ
4. かつおぶしが齿ブラシにからまれ
5. 想定したより深く爪切れろ
6. 大事な书类で印鉴违えろ
7. ものすごく早く眉が伸びろ
8. 往路も复路も切符をなくせ
9.“ハブ对マングース对お前”やれ
10. 思春期平均より长く续け
11. アスパラの筋を啮みあぐねろ
12. 押入れの奥でなめこが育て
13. ドロップス白いのばっかりが出ろ
14. ウィルスソフトに写真を消されろ
15. 履历书最后で书き损じろ
16. おばあちゃんに背筋で败れろ
17. スイスへの憧れが发型に出ろ
18. 缶コーヒーが12秒で冷えろ
19. 発言が偶然韵を踏め
20. ポロシャツの色が国旗とかぶれ
21. 现国のテストだけ并みにできろ
22. 髭剃りしてたらホクロを刈り取れ
23. ブーメラン少し右に归れ
24. かかとの皮肤が象のようになれ
25. 地元のコンビニが轩并み闭まれ
26. 车掌の声が父に酷似してろ
27. 出てもいない鼻毛に怯えろ
28. 君だけが仆のエンジェルになれ
29. 大好きなファミレスのメニュー变われ
30. タンブラーのフタ朝から开いてろ
31.“开”と“闭”のボタン间违えろ
32. 笹の叶さらさら轩端に摇れろ

损伤は甚大 特殊なパーツが坏れて问屋に発注
修理费は8000円 所要日数は10日间
犯人の手挂かりもなく途方に暮れるのみ
憎しみだけがつのる日々を
粘着系男子の本气を见せてやる
小さな嫌なことが每日とめどなく溢れだせ

33. 右折の难易度を日々かみ缔めろ
34.“株ってなあに?”と子供に闻かれろ
35. 公园の鸠にだけモテてろ
36. パンダが见れず熊で妥协しろ
37. ライフスタイルがイタリアに适せ
38. 学食の人に亲身になられろ
39. 妖怪のようなパイが烧けろ
40. 想像したよりワカメが增えろ
41. 金曜の终业间际にミスれ
42. “Language”をラングアゲと觉えろ
43. 残高照会するたび吐け
44. プレート持ってお席で待ってろ
45. じゃがバターの味中盘で饱きろ
46. タイヤの内轮差にしてやられろ
47. いい岁して“あけおめ”って言え
48. できた时だけ谁も见ているな
49. 男子中学生に论破されろ
50. 版画の授业雕刻刀忘れろ
51. 落とし盖のサイズ间违えろ
52. 意图しない形で下ネタ言え
53. 素足で思いっきりビー玉踏め
54. 加齢に引き连れて枕が臭え
55. バナナの种を全力で啮め
56. 耳の后ろのニキビが溃れろ
57. ベルトのバックル突然吹っ飞べ
58. うっかり利き手と逆のハサミ买え
59. のりとリップを间违えて涂れ
60. 近所の子供に忌み嫌われろ
61. 邻の席にバカップルが座れ
62. 交通费が思ったよりもかさめ
63. やけに水っぽい米が炊けろ
64. 再放送すら见逃せ

65. 出世鱼を出世する前に食え
66. 几何学模样のパンツ卖切れろ
67. おしゃれパーマが四日で取れろ
68. 出かける准备し终わる梦见ろ
69. キメ颜してたのにうっかりむせろ
70. 襟の里で洗剂が溶け残れ
71. 小松菜の种误発注しろ
72 思い出の场所に高速通れ
73. すべて野球に例えて话されろ
74. 饮みの席でできない约束しろ
75 パリにいるのに酱油をこぼせ
76. 振迂用纸が届かず困れ
77. かつてないほどささくれて痛め
78. 猫と思ったら狸で惊け
79. 挨拶するたび友达增えろ
80. 西から升って东に沈め
81. おみやげ代计算に入れ忘れろ
82. 特殊な乐器をプレゼントされろ
83. 地域のゴミ袋值上げしろ
84. 必死にねり消し作って无くせ
85. ちっちゃいタオルで全身拭いてろ
86. 大盛り赖んでちょっとだけ残せ
87. 肩パット职人に好かれろ
88. 友达がみんなモヒカンになれ
89. J2の试合のチケット当たれ
90. なぜか股关节が亚脱臼しろ
91. 海外でMAD 素材になれ
92. 一晚中屋根のシミにビビれ
93. クリームパンが甘过ぎて落ち迂め
94. おニューのかさぶたペットに食われろ
95. ボタン型の电池を饮み迂め
96. 家の里でマンボウが死んでろ


8.筋肉痛驱け落ちの滑稽な结末

作词:タカハシヨウ
作曲:タカハシヨウ

“突然だけど明日仆は
この街をさらなきゃいけない
君と离れたくなんかないのに
大きな力に引き裂かれてしまう
だけどどうしても君が好きなんだ
今日のうちに一绪に逃げ出そう”

“こんなことになると知らず昨日
仆は君を惊かせようと赠り物を
仆らの宝物に隐したんだ
君の药指に似合うはずだ”

“一绪に来てくれるのなら
指轮をつけてあの场所へ
不自由させないとは言えないけど
何にも缚られず爱し合えるよ”

あなたからの留守番电话
着信はほんの少し前
かけ直しても系がらないのは
そうまでしないと逃げられないから?
私たちの关系は最初から
运命に坏されるものだった

私はどこへでも行くわ
あなたと一绪なら大丈夫だから
でも私にとって全てがあなたとの宝物
赠り物は一体どこなの?

自转车にまたがり走り出す
ペダルに乘せた两足は
考えるより血が巡るより早く
チェーンが轧む音が响く

一绪に选んだものとか…
一绪に见たもの全部
かき集めて持っていく
全部が私の宝物だから

汗と泪で渗んだ视界が
一瞬私の时间を夺う
私の自转车の前轮が
大きな音を立てた

谁かにぶつかってしまった
ごめんなさい、でも足は止められないの
罪恶感さえ置き去りに
今はあなたへと走る
いつもこの自转车で出かけたよね
公园にも 买い物にも
私たちを运んでくれた
わかったわ、あなた
私たちの宝物はこの自转车ね

だけどやっぱり见つからないの
この自转车のどこに隐したの
私は气がついた
さっきぶつかった时に
ライトが割れていたことを
きっとこの中にあったのね

待ち合わせ场所にいないあなた
私が指轮をしてないせい?
违うの 着いて行きたいの
行かないで お愿いだから

仆は君が见える场所にいるよ
ライトのフタは开いてるのに
指轮をしてない君が见える
君の答えはもうわかった

话してもきっと辛くなる
もう何も言わないで去るよ
心から爱していたよ
さようなら

“ありふれた约束をしよう
目に见える将来を誓おう”

“君の药指に宿れ 仆の命 仆の心
君がそっと耳を当てれば
仆の鼓动が响くほどに”

携带に残ったあなたの声
あなたはもういない


9.My Colorful Confuse

作词:タカハシヨウ
作曲:タカハシヨウ

卒业式の日が访れた
8时半に登校するはずが
枕元の时计が指しているのは
もう8时20分

ギリギリ间に合うかどうかの时间
そんなピンチの中奴が现れた

学生の胁をソーメンで磨く系おじさんだ!
茹でたてのソーメンでしこたまツルツルされる!
でもそんな时は1年生の顷に
柔道の须藤先生に教わった必杀・锁骨碎き!

1つのピンチを乘り越えたその先にいたのは
学生のうなじに味噌を垂らしてくる系カラス!
でもそんな时は1年生の顷に
化学の木原先生に教わった必杀・硫酸放逐!

1羽のカラスの命を终わらせたその后见たのは
何らかの粘液付きビー玉を敷き诘めてある系道路!
でもそんな时は1年生の顷に
部活の河田先辈に教わった必杀・自力反重力!

1本の道路にその意味を失わせた后いたのは
黄绿の卵を襟の里に擦り付ける系爬虫类!
でもそんな时は2年生の顷に
クラスの神田川君に教わった必杀・三つ首の
魔犬召还(ケルベロス・レンタル)!

ありがとう
みんなからもらったものが
私の中で生きているわ
残り时间はあと5分

1种の爬虫类の繁殖を妨げた后见たのは
道がわからないから町を平らにしてる系おばさん!
でもそんな时は2年生の顷に
地学の田口先生に教わった必杀・ジャングル発毛!

1人のおばさんを遭难に导いた后ぶつかったのは
人体程度ならわずか数秒でオシャカにできる系大气
でもそんな时は3年生の顷に
生物の三井先生に教わった必杀・机械化脱皮!

1つの大气の猛攻をすり拔けた后见たのは
尻筋を引き缔めてる间だけ时を止められる系魔王
でもそんな时は3 年生の顷に
保健の岛津先生に教わった必杀・堕天使の坠落
(强力な下剂)!

1魔王に极大の屈辱を与えた后见たのは
闭まると5分くらい开かないし他のルートもない系踏切!
こうなってしまったらおしまいだ
谁一人この状况を打破することなどできない!

时刻は8时40分
トボトボ步く归りの道
もう谛めた瞳に映った
7人の人影

“卒业おめでとう”
待っていてくれたみんなの
声はとてもやわらかくて
泣きたくなんてないのに
笑っていたいのに
止まらない泪の落ちる先
この场所に ここで出会った人たちに
伝えたいことがあるのに

ごめんなさい
ストリートファイトは教わったけど
上手に“ありがとう”を伝える方法は
教わってないの
ただ泣きじゃくる私の头を抚でた
暖かいみんなの手のひら


10.ウヒヒ!脱谷しそこねた!

作词:タカハシヨウ
作曲:タカハシヨウ

私ママに言われたの お日样が
沈む前に脱谷しておきなさいって
だけど私ったらエミリーと一绪に
イタチを追いかけ回してたの

气づけば夜 光る街灯
だけど足取りは重く
本当は今夜はパーティーだったのにな

もう何なの!
结局今日は脱谷しそこねた
ママはプンプン 私のデニムを裂いた
だって今时足踏み式脱谷机なんて
お洒落じゃないからコンバイン买ってよ

私ママに言われたの お日样が
沈む前に脱谷しておきなさいって
だけど私ったらエミリーと一绪に
ザラメを胁に涂っていたの

翌日の朝 くだらない授业
教科书をパラパラ见てると
信じられないようなことが
书いてあったの

まあ何なの!
この国の谷物自给率の低さは!
こんな割合で输入に赖ってたなんて!
农家の娘なんて嫌で仕方なかったけど
私がやるべきことが畑にはあるのね!

こうなったらパーティーに
なんて行ってられないわ
ブランドのバックなんかより
コンバインが欲しいわ
キレイなドレスやノリのいい
ダンスミュージックなんかより
畑で汗をかくほうが魅力的なの!


11.キッチンでカッパがタニシ茹でてる

作词:タカハシヨウ
作曲:タカハシヨウ

カッパが私のキッチンでタニシ茹でてる
割と大きめの锅で大量に茹でてる
“ごめんごめん、ガス代はちゃんと払うからさ”
ガス代とかじゃねぇんだよ

金曜日の夜 仕事は终わり 今日は家で一人
TSUTAYA で借りた“アメリ”を见ながら赤ワイン

家のドアを开け突然の异臭
ふるさとのドブの匈いがする
一人暮らしの私の家の
キッチンに绿色の人影

カッパが私のキッチンでタニシ茹でてる
キッチンタイマー片手にタニシ茹でてる
“ごめんごめん、砂拔きは外でやったからさ”
砂拔きとかじゃねぇんだよ

言いたい事は山ほどあるが声にはならない
前世で一体何したらこんな目に遭うの

“气にしないでお风吕にでも入っててよ”
この状况で风吕なんか入れるか
“ちょうどさっき沸いたところだからさ”
私は战栗する

カッパに亲切にお风吕を沸かされてる
归ったらすぐ入れるようにお风吕沸かされてる
“ごめんごめん、一番风吕は让るからさ”
二番风吕はやらねぇよ

お风吕から上がると
カッパの姿はなく
キッチンに残された书き置き
“冷藏库の中にプレゼントがあります”

カッパに茹でタニシおすそ分けされてる
小钵にかわいく盛ってラップされてる
“赤ワインに合う味付けにしておいたよ”
ていうかガス代もらってねぇぞ


12.粘着系男子の15年ネチネチ

作词:タカハシヨウ
作曲:タカハシヨウ

君への爱を缀ったポエムを
送り续けて15年
返事はまだ来ない
返事はまだ来ない

1年目はがむしゃらだった
每日每日欠かさず书いた
执拗に切手を舐めた
君に届け仆の唾液

2年目もがむしゃらだった
家が燃えても气づかぬ程
服が下から燃えていき
气づけば襟しか残ってない

3年目にはこなれてきた
もはや文学の域に达した
mixiの日记で公开した
マイミクがカンストした

4年目に杂志に投稿した
社会问题にまで発展した
ポエム集の出版が决まった
仆はサラリーマンを辞めた

君への爱を缀ったポエムを
送り续けて15年
返事はまだ来ない
返事はまだ来ない

5年目にはプロポエマーだ
F1层に特にうけた
だけど仆は一途だから
他の子はひじきが生えた大根に见える

6年目に体を坏した
すでにポエムは2千を超えた
折れたことがない骨がない
坏していない内臓がない

7年目に完调した
今日は君を何に例えよう
エクストリーム・アイロンがけかな
复素内积空间かな

8年目も仆は变わらない
今日は君を何に例えよう
幕下16枚目の全胜优胜かな
AMPA型グルタミン受容体かな

君への爱を缀ったポエムを
送り续けて15年
返事はまだ来ない
返事はまだ来ない

9年目仆は事故にあった
ひどく头を打ったらしい
自分の名前も忘れた仆だったが
君が好きな事だけは觉えてた

10年目も11年目も
记忆は戻って来なかった
それでも君が好きだった
ただただ返事が欲しかった

12年目も13年目も
记忆は戻って来なかった
まだまだ君が好きだった
それしか持っていなかった

14年目にもまだ戻らない
每日が怖くて不安で
君を一目见たかった
君に一言言いたかった

15年目に记忆が戻った
全部思い出して泣き出した
仆は思い出してしまった
15年前君が死んだことを

君への爱を缀ったポエムを
重ねていけばいつか届くかな
君のだった部屋に
每日放り迂んだ
君がもう见えなくたって
爱し续けてやるんだ でも
また会えると思ったよ
君はまたいなくなった

君への爱を缀ったポエムを
送り续けて16年
返事はまだ来ない
返事はまだ来ない


13.クワガタにチョップしたらタイムスリップした

作词:タカハシヨウ
作曲:タカハシヨウ

无机质な空の色
视界に广がる未来都市
のんきなクワガタは肩を这う
ここはどこだろう

爱らしいペットのクワガタと
じゃれていただけなのに何が起きたの
パニックを起こした私は何度も
クワガタにチョップし续けた

“戻れ!戻れ!”と叫びながら
路上で昆虫を袭う私に
现代生け花みたいな发型の警官が
“そこのリアス式齿并びの君!”と声をかけた

未来人にコンプレックスを指摘された
お前の祖先にいたずらするぞ
平成原人は泪目で诉える
“クワガタにチョップしているだけです!”

“10年前灭びたクワガタだ!”
警官は惊愕を颜に浮かべる
私の话を信じた彼によると
ここは50年后の世界

“この时代の君に会えたら
多分归る方法がわかるだろう”
彼は粘着质に私の家を调べ出し
访ねるとそこには私の孙が住んでいた

鲜やかに齿并びが遗伝しちゃっている
二世代经たのに无样に似てる
平成原人は泪目で励ました
“港としては非常に优秀だから!”

“この时代のあなたはここにいます”と
连れて行かれた先は病院
“余命一ヶ月と言われて今日でちょうど
一ヶ月になるんです”

やせ细った老人の颜は
それでも自分だとわかって
未来の自分はこの时を
待っていたかのように喋りだす

“何も言わなくていい
言いたいことはわかってる
今すべて教えれば
きっと今日死ぬ运命さえ
变えられるだろう
でも私が语るのはたった一つ”

“これから君は何度でも
何度も何度も后悔し
何度も何度も伤ついて
何度も何度も泣くだろう
でもその一つ一つ
かみ缔めて时が经つほど
いつの日か热を带び
手放しがたくなるから

何も知らずに归りなさい
私はちゃんと幸せだ”

热を失う老人に
流した泪がクワガタに
触れるや否や瞬いて
いつもの风景に包まれた

まだ青い空の色