20.月食

作词:ほぼ日P
作曲:ほぼ日P

今夜の皆既月食を
娘に见せてやりたくて
先生には无理を言って
こんなところまで来ました

残される娘のための
思い出になるものだったら
他のものでもよかった
とにかく时间がなかった

二人分并べたシュラフに
包まって空を见上げて
静かに欠けてゆく月を
ただ默って见つめていた

目の前の月が欠けてくように
残りの时间も欠けてくのかな
二人で今夜の月を见たこと
大人になっても觉えてるかな

娘は初めて目にする
天体が奏でる神秘に
言叶にもならないような
独り言を呟いてる

月が赤く钝る瞬间
初めて存在に气づく
响き渡るような星空に
息を呑んで气圧されてた

目の前の月は欠けてゆくけど
この子の时间は满ちてくのだろう
残された时间は少ないけれど
まだまだ残せることもあるだろう

目の前の月が欠けてくように
残りの时间も欠けてくのかな
二人で今夜の月を见たこと
大人になっても觉えてるかな