9.白い花

作词:江畑兵卫
作曲:江畑兵卫

寒空の下冻えそうな道を
重い足取りで辿りながらも
君と见付けた花が咲いていて
思わず笑颜がこぼれそうになった
あの怀かしい场所で
冷たい雨の滴がこぼれて
伞を持つ手にも跳ね返るけど
かじかんだ手を温めるものが
仆にはポケットと片方の手しか无いさ

枯れ叶を散らして风が鸣いてる
少しの温もりだけ残して行く
思い出もまた色が落ちては
自然と忘れて行く 时が流れるなら

君が仆の手を握った拍子に
途切れかけていた气持ちの糸が系がる
温かいその手を握り返せない
仆の前で白い花が摇れていた

泪の迹が冻らないうちに
冷たかった雨は雪にかわっていった
震える仆の肩を叩くように
ゆっくりと优しく舞う白い花びら

もえるように赤く色付く并木に
静かに降りる雪の赖りなさに
细い身体を仆にあずけて
眠った君のことをそっと重ねてみた

この胸の中で君が育てた优しさの花
谁かを想って芽吹いた
干いた心で枯れないように
仆はいつも优しい谁かを探している

远过ぎる场所でも仆の眼は
白い花を见落とすことなく摘める
君の手が届く所まで
この风は吹いてくれるだろう
そこで咲く花はきっとあの日仆が摘んだものさ
今は谁かを探して摇れてるはずなのに
あの场所に立ったら本当の气持ちがこぼれる

君が仆の手を握った拍子に
途切れかけていた气持ちの糸が系がる
仆の手の平を优しく包む
君のその手を握り返せずにうつむいた
一人ぼっちだけど 心の中
君が育てたあの白い花は
枯れないようにずっと优しい谁かを待ってる