4.浮草の宿

作词:千家和也
作曲:彩木雅夫

逢いたさに狂うほど瘦せました私
走り书きをひとつ残し あなたが消えてから
惚れて惚れて惚れぬいて
泣いて泣いて泣きぬれて
灰になるまでついてゆきたい
ねぐらへ鸟が归ります あなたに逢いたい

真夜中の急行でこの街に着いた
宿の扉叩く音はよけいにみじめです
惚れて惚れて惚れぬいて
泣いて泣いて泣きぬれて
他にいい女 出来たでしょうか
枕を抱いて眠ります あなたに逢いたい

何ひとつ不自由なく暮らしてた顷が
まるで梦かうそのようで 心が乱れます
惚れて惚れて惚れぬいて
泣いて泣いて泣きぬれて
肌は谁にも许したくない
名もない花が咲いてます あなたに逢いたい