1.この指とまれ

作词:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

この指とまれ この指とまれ

君のまわりは变じゃないか
何か气づいた事ないか
あいつはいつもの 笑颜でいるけど
胸の中にまたひとつ やばい事隐してる
友达づらして 手招きするけど
俺ら あいつを见舍てたよ

この指とまれ この指とまれ
ガキの游びじゃあるまいに
俺ら お先にチョイトゴメン
俺ら お先にチョイトゴメン

信じることは义理じゃない
人の自由って何だったい
言叶たくみな奴等も だけどすべてにおさなくて
あやつるつもりが 气づいたら不自由で
出まかせ言うな 爱など语るな
俺ら とにかく 大キライだね

この指とまれ この指とまれ
甘いケーキは食えないよ
俺ら 明日にチョイトゴメン
俺ら 明日にチョイトゴメン

浮かれてるのは谁だってさ
やましいこともあるもんだ
逃げたからって アンタなんかに
ひきょうだなんて言わせないぜ
外の景色も人の心も 变わってきたけど
人间なんだ 忘れちゃこまるよ
俺ら 气ままでいいんじゃないか

この指とまれ この指とまれ
なぐさめもないのに
俺ら とにかくチョイトゴメン
俺ら とにかくチョイトゴメン

この指とまれ この指とまれ
この指とまれ この指とまれ


2.春を呼べII

作词:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

今年の冬は何色だろう
せめて君だけ 赤く染まれ
都会の冬も结构いいさ
仆は一人でも寒くはないよ

おとずれるものを 拒みはしない
人ごみの中で 暖かさ求める

あー君は悲しんでないか
爱という字を 忘れようとして
春を呼べ 春を呼べ
胸のはりさける想いは かなたへ

やさしく暮らすよほほえみ持って
君を爱した たかが男
しくみやしがらみ 重たかったね
女の气持ちもチクリと痛い

心のすきまで 颊づえついて
ゆらりと醉えば なつかしい泪

あー君はにくんではないか
梦という字はニセモノだったわと
春を呼べ 春を呼べ
胸の高鸣りよ君だけ もう一度

女はそんなに 强くなくてもね
体を少しだけ くねらせるだけで

あー君は抱かれているか
情热にすべてをゆだねているか
春を呼べ 春を呼べ
胸を热くする 笑颜は谁のもの

春を呼べ 春を呼べ
春を呼べ 春を呼べ
……


3.Y

作词:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

何て事の无い 出逢いって言うんだろう
ただ 笑ってる君が居て
いつものように 仆は醉っていて

少し日阳けした肩に 发の毛がフワリ
それが心をくすぐったよ
そんな感じが なつかしかったな

时间は 动いていたんだろうけど
仆等は子供みたいに はしゃいで
それができたのは 君のおかげだね

变にお互いを さぐり合わなくても
何かこれで いいんだみたいな
はやりの言叶も 出てこなかったっけ

タクロウって醉うと 阳气になるんだねって
君に教えられたよ
そう言えば君は いくつだったっけ

仆のイメージって そうらしいよ
女の子の间では
阴气で こわいんだってさ

仆の趣味は 雨の日のドライブと
ダイエーでの お买い物
君は仆のソックスを 笑ったね

今度连れてって あげたいな
女の子の气取り屋は
何かと言えば クリスタルなブランドものでしょう

君を好きだとか キライだとか
大事なことなんだろうけど
ちっとも闻こうとしないんだね

どうしてそんなに 性格がいいの
仆はそこに あこがれちまって
だけどやっぱり 心配にもなっちまった

知ってるよ 本当の君の淋しさを
やさしい心の奥を
だからいつも 言叶も少ないんだね

なぐさめたり なぐさめあったり
つまんないことだよね
このままが一番に 思えるものね


4.ファミリー

作词:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

怒れる时 あらば その怒りを
いずこへ 向けるだろう
恼める时 あらば その恼みを
いずこへ 向けるだろう
喜ぶ时 あらば その喜び
いずこへ 向けるだろう
悲しむ时 あらば その悲しみ
いずこへ 向けるだろう
My family my family
ひとつになれない お互いの
My family my family
爱を残して 旅に出ろ
My family my family
ひとつになれない お互いの
My family my family
爱を残して 旅に出ろ

恋人できたらば その微笑
いずこへ 向けるだろう
病に倒れたら その痛みを
いずこへ 向けるだろう
胜利をつかんだら その激しさ
いずこへ 向けるだろう
人生语るなら その情热
いずこへ 向けるだろう
My family my family
ひとつになれない お互いの
My family my family
爱を残して 旅に出ろ

My family my family
谁にも话せない 语れない
My family my family
一人であることに 变わりなし
My family my family
笑颜の中にも 悲しみが
My family my family
爱を残して 旅に出ろ


5.パーフェクトブルー

作词:松本隆
作曲:吉田拓郎

目觉めれば迟い朝
冷たいシャワーで二日醉いざまし
アフターシェイブをぶちまけて
心の伤口にヒリヒリすりこむ
气分は ぶるう とにかく ぶるう
ありったけ ぶるう

でたらめな人生さ
地下铁みたいに真暗闇だし
タクシーの运ちゃん
俺らを未来に连れてってくれよ
气分は ぶるう とにかく ぶるう
ありったけ ぶるう

伤ついた鸠がいた
やさしく抱いたらくちばしで突いた
惊いて投げ舍てた
それっきりあいつは动かなくなったよ
气分は ぶるう とにかく ぶるう
ありったけ ぶるう

女の子女の子
俺らとどこかへつきあってくれよ
ショーウインドウすましこむ
マネキン相手に马鹿だネ
气分は ぶるう とにかく ぶるう
ありったけ ぶるう

口说いたらマンションヘ
あの娘は扉を细目に开いて
彼の靴见つけたら ゴメンネ
サヨナラひどい话サ
气分は ぶるう とにかく ぶるう
ありったけ ぶるう

くたびれて戻る部屋
今夜もしっかり独りで眠るよ
明日の朝目觉めたら
少しは风向き变わってるだろう
气分は ぶるう とにかく ぶるう
ありったけ ぶるう


6.风のシーズン

作词:松本隆
作曲:吉田拓郎

风のシーズン 仆には四季がない
白く凪いだ海は 镜に似ているね
时の流れも 默りにくるさ
君の麻の服の 糸の缝いどりに
夏の气配が 息をひそめてる

もっと爱していいよ
人を好きになるのは いいことだし
もっと爱していいよ
心が步く そのまま 身をゆだねたい气もする

风のシーズン 仆には四季がない
はしゃいだ夏と 沈みゆく冬だけ
あとはただの风のシーズン
あとはただの风のシーズン

白く冻る窗を 朝阳が溶かす顷
冬のホテルに 人影もない
薄いシーツまとう 君の眠り颜に
何故か见饱きて ふと眼を外らす

これで终わりにしよう
嘘に惯れてしまえば 息がつまるし
これで终わりにしよう
冷たい石を抱くよに 君を抱くのは哀しい

风のシーズン 仆には四季が无い
きらめく夏と もの言わぬ冬だけ
それもただの风のシーズン
それもただの风のシーズン


7.无人岛で…。

作词:松本隆
作曲:吉田拓郎

スコールの黑云が
海を渡って 近づいてくる
5分后は雨だわ と
物知り颜の君がつぶやいた

さびついた炮台が
砂に埋もれて 空を向いてる
水着着た少女达
カメラかまえて 想い出がひとつ

无人岛で 无人岛で
无人岛で 君を抱きたい

スコールは大つぶで
肌にびしびし つぶてを投げる
逃げるより手をひろげ
干いたのどうるおしたいね

船が出る时间まで
岛を二人でまわってみようよ
里侧のビーチなら
口说く言叶を思いつくはずさ

无人岛で 无人岛で
无人岛で 君を抱きたい

スコールが去った后
びしょぬれの服 脱いじゃおって
仆に目を闭じさせて
君は裸になっちまったよ

青い波とび迂むと
もう目をあけていいよと呼んでる
照り出した太阳が
めまいのように瞳を灼いた

无人岛で 无人岛で
无人岛で 君を抱きたい


8.爱してるよ

作词:松本隆
作曲:吉田拓郎

光と影があるなら 光になりたい
泪と微笑み选ぶなら 微笑んで生きよう
星のない夜なら 朝を待ちたい
锁につながれるより 空を舞う鸟が好きだよ
爱してるよ 君を一瞬 そして永远に
爱してるよ 伪り だけど真实さ
爱してるよ 爱してるよ
爱してるよ 爱してるよ

心の中を探るより 君を信じたい
谁かを恶く言うより 友达になりたい
利口に责めるよりも 愚かに许したい
梦に颊づえつくより 梦を两手で支えたい
爱してるよ 君を心と 身体で
爱してるよ 幻だけど现实さ
爱してるよ 爱してるよ
爱してるよ 爱してるよ


9.白い部屋

作词:松本隆
作曲:吉田拓郎

もう何も考えないよ
ぼくの背中に爪を立て
高まってゆく君は とても绮丽だし
摇れながら 摇れながら
魂の海を 漂うだけさ

だってここは白い部屋だもの
窗の外が岚でも天气でも
どうでもいいことさ
幸せだよね 幸せだよね 幸せだよね

横须贺の暗い港に
ミッドウェーがはいる
疲れた颜の水浜の一人が
泣きながら 泣きながら
人は兄弟だと デモ队に叫ぶ

だってそれは七时のニュースだし
君がテレビのチャンネルをまわしたら
通り过ぎる事さ
それだけだよね それだけだよね
それだけだよね

もう何も考えないよ
ぼくの头は空っぽで
君が小さな叫びを泄らせば
果てしなく 果てしなく
心の宇宙を驱け巡るのさ

だってここは白い部屋だもの
爱するより大切なことなんて
人にあるだろうか
静かだよね 静かだよね 静かだよね