1.哀愁エリア
作词:ちあき哲也
作曲:山川三郎
だからって运命(さだめ)は お金で买えないわ
今のままでいいの こうして逢えれば…
そんなやさしくしないで 伤つくから
せめて娼妇のように 下品に抱いてよ…
幸せに なろうとあがいて
嗤(わら)われるのは もう嫌(いや)
ぼろぼろは もう嫌 ──
窗を突つく 鸥(かもめ) 运河沿いのホテル
この恋、住所は 哀愁エリア
女ってつくづく 愚かな旅人ね
なぜか暗い道を 选んでしまうわ…
“今日で终わりにしましょう”言う气でいて
纯(うぶ)な男の爱に 今夜も言えない…
好きなだけ 甘えて眠って
つらい思いは させない
ひとりには させない ──
あたしなんか平气 生まれつきよ平气
微笑(わら)えばひきつる 哀愁エリア
日曜は この世にいらない
家に灯りが ともるわ
自慢げに ともるわ ──
割れた月を曳(ひ)いて どこへ下る小舟
この恋、住所は 哀愁エリア
2.少年
作词:荒木とよひさ
作曲:浜圭介
时が过ぎても 变らずにいてね
いつも少年の そのままの心で
爱の终りは ふたりの旅立ち
ちがう人生を 选んだけれども
あの夏の日の 激しい太阳
いまは 心の 水平线に…
けれど偶然 どこかで逢ったら
あなた 白い齿で 微笑みなげてね
林檎ひとつも 半分にして
爱は负けないと 笑い泣きしたよね
だけどふたりが 步いた坂道
きっと明日へは 续いてなかった
あの夏の日の まぶしい青春
いまは 心の 夕やけ空に…
けれど时どき 淋しくなったら
ひとり 想いだす 归らぬあの日を
あの夏の日の 激しい太阳
いまは 心の 水平线に…
けれど偶然 どこかで逢ったら
あなた 白い齿で 微笑みなげてね
3.ナザレの舟呗
作词:阿久悠
作曲:浜圭介
女はみんな黑を着て
浜で网をつくろう
寄せる波の荒さよ
晴れた空の眩(まぶ)しさよ
天までとどけ ナザレの舟呗
天までとどけ 舟呗
波の中から戻るあんたを
十年待つよ わたしの心
女が后家(ごけ)と思うなら
とうに浜を舍てるよ
焦(こ)げて匈う鰯よ
赤い酒の美味(おい)しさよ
天までとどけ ナザレの舟呗
天までとどけ 舟呗
波を拍子に歌うあんたを
觉えているよ わたしの心
女は时に石を蹴り
神を咒い 踊るよ
风がなぶる黑发
灼けた肌の悲しさよ
天までとどけ ナザレの舟呗
天までとどけ 舟呗
濡れた体で走るあんたを
抱く气でいるよ わたしの心
抱く气でいるよ わたしの心
4.爱に坏れて
作词:小田めぐみ
作曲:樋口スバル
夜明けにはまた あんた消えていそうで
深い眠りに おちていけないよ
シャワーの音が 雨に变わらぬように
梦の狭间で 小指を啮んだ
それでも男か それでも女か
别れのキスも きれいにできなくて
真っ赤なワインも 残さずに饮めなくて
决めたさよなら もてあましては
ときめくのさ 爱の名残りに
日曜のミサ 知らす钟の响きが
窗のカーテン ふいにしならせる
あんたの好きな アールグレイを入れて
默りこんでた カップに注ぐ
それでも男か それでも女か
别れのキスも 上手にできなくて
真っ赤なワインも 最后まで饮めなくて
爱のことばも 言えなかったのに
ほどけないよ 爱の锁を
それでも男か それでも女か
别れのキスも きれいにできなくて
真っ赤なワインも 残さずに饮めなくて
决めたさよなら もてあましては
ときめくのさ 爱の名残りに
5.眠っちまった恋人は
作词:ちあき哲也
作曲:德久广司
雪が降るよ 夜の街に
硝子こすり ひとり见てる…
曲り角を 今にあんた
归りそうな 气がするよ…
眠っちまった 恋人なんか
いいことだけしか 残せないね
恨み言は 切りもないのに
眠っちまった 恋人は
子供みたい 气分まかせ
当たり散らす 男だった…
别れちゃえよ あんな屑は
谁もみんな 言い舍てた…
女の胸は 迷路のようさ
抱かれてしまえば 余计惚れて
にどと人を 爱せなくした
眠っちまいな 恋人よ
こうして雪を 窗から见てた
あの日もいつもの 花を买って
罪よ あんた あたし骗して
眠っちまった 永远に
眠っちまった 恋人よ…
6.北の驿
作词:荒木とよひさ
作曲:浜圭介
この驿に ひとり立てば 哀しみをひきずる
过去から逃げてきても あなたの影背中に
海鸟が低く飞んで 夕昏れの家路に
泪を连れたわたし 何处へ行けばいいのでしょう
汽车は走る 北へ北へ走る
わたしを 残して
改札口 降りる人も
まばらな さびれた町で
寒い心だけが 长い旅の终わり探して
あすはまた 旅の女 思い出を乘り继ぎ
荷物をひとつ舍てに 见知らぬ风の岬
灯台の灯りせめて 昨日まで届けば
上りの汽车を待って もどることも出来るけど
北へ消える 赤いランプだけが
わたしを 残して
暗い海が 泣けとばかり
この胸 ふるわすけれど
やせた心だけが いまは爱の终わり探して
汽车は走る 北へ北へ走る
わたしを 残して
改札口 降りる人も
まばらな さびれた町で
寒い心だけが 长い旅の终わり探して
7.爱に疲れて ~ラブ ・イズ・ブラインド~
作词:Janis Ian・日本语词:小田めぐみ
作曲:Janis Ian
ラブ・イズ・ブラインド
嬉しいのよ あなたのやさしい嘘が
ラブ・イズ・ブラインド
ふるえてるの もう最后と知りながら
たったひとつのために すべてを失くしても
こわくはなかったわ
ラブ・イズ・ブラインド
笑われても 爱こそ私のすべて
ラブ・イズ・ブラインド
街は暮れて あなたはあのバスに乘る
ラブ・イズ・ブラインド
强がってる 背中はさみしがりやで
ラブ・イズ・ブラインド
明日は谁と あの梦の续き见るの
爱がいつも地球を 回らせてきたこと
ずっと忘れないで
ラブ・イズ・ブラインド
枯れ叶が舞う ふたりの间を埋めて
ラブ・イズ・ブラインド
恋は终わる 古いシャンソンみたいに
たったひとつのために すべてを失くしても
こわくはなかったわ
ラブ・イズ・ブラインド
笑われても 爱こそ私のすべて
ラブ・イズ・ブラインド
街は暮れて あなたはあのバスに乘る
8.鸥…カモメ
作词:荒木とよひさ
作曲:浜圭介
私が鸥に 生まれてきたら
恋などしないで 生きてもゆける
港にゃ 寂しい 男と女
ぼんやり 海を 见つめてる
十五で抱かれて 十九で泣いて
そのさきゃ オンボロ ねんねんころり
私が鸥に 生まれてきたら
私が鸥に 生まれてきたら
梦など丸めて 空から舍てる
生きてりゃ 切ない 昨日もあすも
想い出船が 波の上
本气で惚れても 上手に振られ
ついでに オンボロ ねんねんころり
私が鸥に 生まれてきたら
泪が嫌いで 泪が好きで
あしたも オンボロ ねんねんころり
私が鸥に 生まれてきたら
私が鸥に 生まれてきたら
9.女の渔歌
作词:荒木とよひさ
作曲:浜圭介
海が荒れりゃ 鸥がわんさと骚ぎ
浜の女子(おなご)は 渔船(ふね)を待つ
吹雪まじりの 波打つ岩で
赤い 焚き火の 火を守る
ヒュルル ヒュルルル ヒュルル 风が哭(な)くからさ
どんと どんと 波ん中
どんと どんと 早よ归れ 一番船でよ…
わたしゃ一生 あんたの鸥 あ…好きだよ…
大渔旗に 船歌 男众(やんしゅ)が吠えりゃ
惚れた女子(おなご)は 酒をつぐ
白い腹卷き 阳やけの腕が
きっと 今夜は 荒ばれだす
ヒュルル ヒュルルル ヒュルル 风が泣くからさ
どんと どんと 梦ん中
どんと どんと 抱かれよか 一番船でよ…
わたしゃ一生 あんたの鸥 あ…好きだよ…
ヒュルル ヒュルルル ヒュルル 风が哭(な)くからさ
どんと どんと 波ん中
どんと どんと 早よ归れ 一番船でよ…
わたしゃ一生 あんたの鸥 あ…好きだよ…
10.おんなの望乡歌
作词:里村龙一
作曲:德久广司
梦は辛(から)いし お酒は苦(にが)い
ましてあんたを 偲ぶ夜は
邻りの椅子が 淋しいよ
ハァー 泣いてみたってナァー
ハァー 归れないのさ 赤い爪
醉うほどせつない この胸に
ひと节こぼれる 故里(くに)の呗
ハァー はるか彼方は
相马の空かョ
きっとあんたも 酒场の隅で
ひとり饮んでる 顷だろう
寒さに背中 まるくして
ハァー 梦とあんたをナァー
ハァー かけた秤(はかり)に 泣いている
最终列车が 远去かる
夜更けの酒场は 雨ん中
ハァー こぶしきかせてナァー
ハァー 呗う故乡の 新相马
淋しくなるたび 想い出す
あんたの心が ふる里よ
11.どうせ东京の片隅に
作词:荒木とよひさ
作曲:浜圭介
どうせ东京にゃ 星もない
どうせ东京にゃ 梦もない
ふるさとなんかにゃ なにもない なにもない
どうせ东京の片隅に
生まれ变われりゃ 花がいい
生まれ变われりゃ 云がいい
おふくろだけには 逢いたくて 逢いたくて
どうせ东京の片隅に
泣いてみたって 空はある
泣いてみたって あすは来る
泪も一绪に つれてゆく つれてゆく
どうせ东京の片隅に
どこにいるのよ幸福は
どこにいるのよ青い鸟
いいこといとつも ないけれど ないけれど
どうせ东京の片隅に
どうせ东京の片隅に
12.どん底
作词:荒木とよひさ
作曲:浜圭介
悲しむために あんたを爱した译じゃない
心がどん底に 堕ちないように
泪は嫌い 男はいつでもずるいから
それでも 抱かれたら また许してしまう
马鹿で 愚图で 何度も 骗されてきたけれど
あんただけは きっとちがう あたしと似てる人だから
生きてた中で あんたが谁より好きだけど
心がボロボロに ならないように
别れの觉悟 してたら伤つくことはない
それでも この身体 また梦见てしまう
马鹿で 愚图で 何度も 泣かされてきたけれど
あんただけは きっとちがう 不幸知ってる人だから
马鹿で 愚图で 何度も 骗されてきたけれど
あんただけは きっとちがう あたしと似てる人だから
あんただけは きっとちがう あたしと似てる人だから
13.ひまわり
作词:荒木とよひさ
作曲:浜圭介
あんたなんか どこでも行きな
もう 惚れて ないからね
寂しい男だよ いい格好してさ
本当は 优しくなんか なかった
でも 好きだったよ 悲しかったよ
生まれてこなけりゃ 良かったくらい
あんたの胸に 绮丽に咲いた
あたし ひまわり ひまわりだった
あんたなんか 不幸になりな
もう 关系 ないからね
あしたも あさっても 想いでのおまけ
あの日の ふたりになんか なれない
でも 好きだったよ 乐しかったよ
死んでしまえば 良かったくらい
あんたの胸に いっぱい咲いた
あたし ひまわり ひまわりだった
でも 好きだったよ 悲しかったよ
生まれてこなけりゃ 良かったくらい
あんたの胸に 绮丽に咲いた
あたし ひまわり ひまわりだった
あたし ひまわり ひまわりだった
14.ノラ
作词:ちあき哲也
作曲:德久广司
やめて…下手な嘘 抱いて…今はただ
雨にぬれたノラ 归りついたあんた…
いい女なら 割りきってあげるわ
谁となく 惚れてないと
驮目な 驮目な ひとなの
…好きよ…好きよ…好き
爱はひとり芝居
だって…2つ上 あたし…损な年
どうせ明日(あす)もノラ 街で恶戏(わるさ)するの…
泣きおとしには もう惩りていたのに
しおらしい 颜を见れば
ばかね ばかね からだが
…好きよ…好きよ…好き
爱はひとり芝居
そう 弃てたもの 梦なんか きっぱり
癪だけど もしかしたら
これが これが しあわせ
…好きよ…好きよ…好き
爱はひとり芝居
爱はひとり芝居
15.哀しみWALTZ
作词:伊藤薰
作曲:伊藤薰
今夜あなたを乳房に埋めて
逃げないように抱いたまま
小さなころの思い出なんか
话してあげるずっと
逢うは别れの始まりなんて
哀しすぎるねラララ
いっそいっそあなたを杀して
いっそいっそ私も死にたい
身体ごと心ごと一つにつながって
まるでこの都会(まち)海峡みたい
うねる荒波暗い空
爱を探しにこぎ出た舟は
归って来ない二度と
それでも梦をまた追いながら
伤つけあってラララ
もっともっとあなたを教えて
もっともっと私を分かって
この部屋を出たあとは他人に戻っても
逢うは别れの始まりなんて
哀しすぎるねラララ
いっそいっそあなたを杀して
いっそいっそ私も死にたい
身体ごと心ごと一つにつながって
16.叹き节はやめにして
作词:阿久悠
作曲:浜圭介
港町やら 雪降る町や
远いばかりの 故乡の町や
泪まじりの 想い出ばなしは
千日だって 语れるが
歌うなら 嘘でいいから
叹き节はやめにして
一人二人と寄りそえる
歌を一绪に歌いたい
人生だから バラ色がいい
热い心が もっといい
十九、二十岁(はたち)の 色恋沙汰や
二十二、三の 悲しみもよう
セピア色した 忧(うれ)いの过去など
アルバム一つ あればいい
歌うなら 梦を承知で
叹き节はやめにして
生きる元气が满ちて来る
歌を一绪に歌いたい
人间だから しあわせがいい
そっと抱ければ さらにいい
人生だから バラ色がいい
热い心が もっといい
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