1.宫良桥节~えんどうの花

作词:金城荣治
作曲:宫良长包

~宫良桥节~

宫良川港(みやらがわんなと) 桥(はすぃ)やねぬ大川(うふぅがーら)
南端(はいばだ)や北端(にすぃばだ)に 渡(ばだ)しょたる渡(ばだれ)
テンヨー テンヨー シトゥルトゥテン

~えんどうの花~

えんどうの花の咲く顷は 幼い时を思い出す
家(うち)の轩端に 巢をくって
暮れ方归った あのつばめ

えんどうの花の咲く顷は 冷たい风が吹きました
妹おぶって暮れ方に
苺を取りに 行った山

今朝は冷たい风が吹き つばめが一羽飞んでいる
えんどうの畑 寒けれど
わたしゃひとりで 归りましょう
わたしゃひとりで 归りましょう


2.真っ赤なデイゴの咲く小径

作词:成底ゆう子・岛崎伸一
作曲:成底ゆう子

咲いた 咲いたよ 春の花
晴れ渡るデイゴの咲く小径
泪こらえて 手を振った
母亲の姿がありました

梦见てたようには ままならん
生きるむずかしさ 知りました
いつからか 都会の涡の中
亲のお金 游びに消えました

岛で过ごした夏休み
空港に驱けつけた父が
手渡したのは 土がついた
お金でした

亲(うや)ぬ情けも 知らないで
わがままな娘を许してと
泣き泣き手を振る私に
“体だけは大事にしなさい”と

咲いた 咲いたよ 春の花
澄み渡る心に咲きほこり
亲(うや)ぬありがたみ 肝(ちむ)染(す)みてぃ
赤く咲いたよ 我(わ)见ぬ花
真っ赤なデイゴ咲く花道


3.ダイナミック琉球

作词:平田大一
作曲:イクマあきら

海よ 祈りの海よ 波の声响く空よ
大地踏み鸣らし叩く 岛の太鼓(てーく)ぬ响き

海よ 祈りの海よ 波の声响く空よ
大地踏み鸣らし叩く 岛の太鼓ぬ响き

风に吹かれて岛を步く 梦に吹かれて海を渡る
月に吹かれて泪を流し 罪に吹かれて明日を想う

见果てぬ梦は 奏でてる想い 问いかける未来 走るあの空へ

风よ ひかりの风よ 巡る运命の导よ
大地吹き鸣らし叩く 岛の太鼓ぬ响き

~口说(くどぅち)~
“南风(バイヌカジ)吹く うりずんぬぐとぅに
胸(むに)ぬ想(うむ)いゆ 语てぃ话さな
海ん渡りてぃ 岛ん巡りてぃ 我(わ)した青年(にせた)の肝(ちむ)やどんどん
てぃーさじ めーうち 歌ゆサンシン てぃんとぅる”

星のコトノハ波に浮かべて 夜空を渡る梦のサバニ
久远の空に流れ星ひとつ 波は想いを寄せて返す

名も无き民の 声なき歌を 道に立つ人よ 风に解き放て

宇宙(そら)よ 燃える太阳(てぃだ)の 命の息吹に梦
雄々しく广げた翼 天高く宙を舞う

海よ 祈りの海よ 波の声响く空よ
大地踏み鸣らし叩く 岛の太鼓(てーく)ぬ响き
岛の太鼓ぬ响き
岛の太鼓ぬ响き


4.ふるさとからの声

作词:成底ゆう子・岛崎伸一
作曲:成底ゆう子

故乡から届いた包み 少しの野菜と缶诘と
箱の下には折りたたまれた 母の手纸がありました

“元气でいるの? 今年は归るの? お金を少し包みました。
父さん 昨日心配してた たまには声でも闻かせてね”

こんな田舎じゃ 梦も见れない
出てきた都会 梦见失い

泣いて 泣いて 悔しい程に 自分の弱さと向き合えず
私の梦を一绪になって 追いかけてる爱に气づいて
见惯れた文字に 泪が渗む

憧れたように 生きては行けず 思うよりも 心はもろく
耐えきれずに 夜中の电话 泣きじゃくる私に父は言う

“描いた道を 生きて行けばいい お前の泪 全部受けてやる”

泣いて 泣いて 悔しい程に 自分を信じてあげられず
话も ろくにしなかった父 一番私を信じてた
励ます声に 爱が满ちてゆく

泣いて 泣いて 悔しい程に 自分の弱さと向き合えず
私の梦を一绪になって 追いかけてる爱に气づいて
见惯れた文字に 泪が渗む

泣いて 泣いて 嬉しい程に 故乡はいつでも 侧にある
母なる流れの宫良川(みやらがわ)よ 父なる姿の于茂登岳(おもとだけ)
心の道は 变わらない景色


5.パイヌカジ

作词:成底ゆう子
作曲:成底ゆう子

空を越えて 心は走るよ パイヌカジに 翼を广げて

キラキラと光る海原 ジリジリと烧ける砂浜

裸足のまま かけてゆきたい
夏の光降り注ぐ场所へ

空を越えて 心は走るよ 太阳(てぃだ)の花に笑い声がする
パイヌカジに翼を广げて 煌めく海に心を满たして

サラサラと风がそよぐよ ヒラヒラと花が踊るよ

素颜のまま 日差しを浴びて
夏の午后に 抱かれていたい

海を越えて 云は流れゆく 太阳(てぃだ)の花に 夏が溶けてゆく
パイヌカジに翼を休めて 煌めく海に心を满たして

空を越えて 心は走るよ パイヌカジに 翼を广げて

空を越えて 心は走るよ 太阳(てぃだ)の花に笑い声がする
パイヌカジに翼を广げて 煌めく海に心を满たして


6.想い人、母よ

作词:岛崎伸一・成底ゆう子
作曲:成底ゆう子

母に手を引かれて 步き始めた道を
今では母の手を取りながら寄り添い步いてます

梦を叶えるため ふるさと离れては
先も见えない侘しい夜は あなたを想います

母よ 生きる为 あなた悲しませた
そんな私の泪を拭い 励ましてくれました

どんな时も あなたの爱が心に歌います
喜び刻む 笑颜のしわを あなたに届けます

梦を追いかけては 崩れ去る憧れ
心が濡れる切ない夜は あなたが宿ります

母よ 生きる为 あなた里切りました
そんな私の手を离さずに 信じてくれました

どんな时も 赴くままに 生きて行けばいいと
苦しい时は この胸の中 归っておいでと

母よ生きる为 あなた泣かせました
颊を打つ手に 命を削る优しさ知りました

どんな时も あなたの爱が心に满ちてます
幸せ渗む 笑颜のしわを あなたに届けます
あなたに届けます


7.命を超えて

作词:成底ゆう子・岛崎伸一
作曲:成底ゆう子

千鸟たちが运ぶ北の风に 吹かれて赤花は摇れていた
移る季节に撒いた种が 根付いて花咲く日を祈ってる

命を超えて 变わらぬようにと
命を超えて 明日を梦见る
爱する心 育ててゆく

押し寄せる波に 人は忧いて 结ばれた绊がちぎれそうで
风や绿が届ける声は 芽吹いて花咲く日を愿ってる

命を超えて 奏であいながら
命を超えて 受け继いでゆく歌よ
爱する心 与えてゆく

命を超えて 变わらぬようにと
命を超えて 明日を梦见る
爱する心 回ってゆく


8.ふるさとからの声(インストゥルメンタル)