1.じょんがら度胸船

作词:新条カオル
作曲:すがあきら

怒涛(どとう) 逆卷(さかま)く 荒らぶる海へ
どんと乘り出す 勇み肌
お神酒(みき)のしぶきで 伏し拜み
冻(しば)れ二の腕 网を刺す
じょんがら じょんがら じょんがら度胸船
命削った 男の渔场

酒を呷(あお)った 夜明けの番屋
五臓六腑に 沁み渡る
うねりが牙むく 北の海峡(うみ)
男意气地で 网を卷く
じょんがら じょんがら じょんがら度胸船
命炎(も)やした 男の渔场

波が上から 下から雪が
时化が舳先(へさき)を 卷いて飞ぶ
あらくれ渔师の 血潮(ち)が滚(たぎ)りゃ
潮风(かぜ)にはためく 大渔旗(ばた)
じょんがら じょんがら じょんがら度胸船
命削った 男の渔场


2.酒の川

作词:新条カオル
作曲:すがあきら

酒の川を 流されながら
はぐれ秋冬 何处(どこ)の町
こんな人生 俺に一番 似合うよと
ああ 嘘ぶく分だけ…淋しいぜ

つらい酒は 胃の腑(ふ)に沁みて
梦も醉いどれ ちどり足
年を经(ふ)るほど 弱くなったか 男意地
ああ 归れぬ故乡…なぜ恋し

酒の川に 溺れる奴は
温(あつ)い情が 深すぎる
柄じゃないけど 惚れた女の 面影を
ああ 今夜も拭(ふ)けずに…沈む酒