1.孙も大きくなりました
作词:荒木良治
作曲:大泉逸郎
孙を可爱と 思わぬ人が
广いこの世に いるだろか
泣いた笑った おしめが濡れた
祖父母(ふたり)がかりで した子もり
幼稚园から 小学校へ
孙も大きく なりました
かばん背负って 大きな声で
いまに归るさ “ただいま”と
亲に代わって 面倒みてさ
もらう生きがい ありがとう
变わる时代を 乘り切るように
孙よ育てよ たくましく
心やさしい 大人になって
亲に孝行 してほしい
ひざに抱いてた からだの温み
いまもこの手に 残ってる
孙に嫁来る めでたい席で
呗う梦みる “孙”のうた
2.ふるさと屋台
作词:仁井谷俊也
作曲:大泉逸郎
ちから仕事で 一日昏(く)れて
立ち寄る屋台の 嬉しさよ
おでん烧鸟 辛口地酒
远い夜汽车の 汽笛を闻いて
命ぬくめる 酒をのむ
“いたずら盛りの倅(せがれ)も ずいぶん大きくなっただろうなぁ
会いたいなぁ”
昨日(きのう)届いた ふるさと便り
饮みすぎないでと 书いてある
女房(おんな)子供にゃ わかりはしない
酒は男の 长生き水と
五臓六腑が うれし泣き
山の雪解け はじまる顷に
おまえも故乡へ 归るのか
おなじ仲间だ 乐しくやろう
お国讹(なま)りで 注ぎあう酒が
明日のちからの 涌(わ)きどころ
3.红花みれん
4.これから音头
作词:荒木良治
作曲:大泉逸郎
すぎて来たあと ふり向くよりも
いまを乐しく 生きようよ
ながい人生 落ちこぼれずに
よくぞここまで 来れたもの
まだまだ じんせい これからだ
これから音头で 健やかに スコヤカに
游ぶことより 动くことに
いのち燃やして きた世代
あとはまかせた 子供や孙に
そして余生を のんびりと
まだまだ じんせい これからだ
これから音头で 健やかに スコヤカに
歌を呗えば 气も若やいで
みんな气持ちは 同い年
助けられたり 助けてみたり
话しあったり 和(なご)んだり
まだまだ じんせい これからだ
これから音头で 健やかに スコヤカに
みんな仲良く 手をとりあって
行こうことぶき 花の道
喜寿も米寿も 白寿も无事に
越えてみせるの こころ意气
まだまだ じんせい これからだ
これから音头で 健やかに スコヤカに
5.风雪卡
作词:たかたかし
作曲:大泉逸郎
风に向かって 齿をくいしばり
今日もおまえと ふたり旅(づれ)
前に后に 日向に阴に
ささえはげまし いたわりあって
越える人生 风雪卡
右へ曲がれば 左に折れる
行く手さえぎる なんぎ坂
缘という字に 心をかさね
见えぬ明日の しあわせ探し
越える苦劳の 风雪卡
汗をながして 耕す道に
やがて实りの 秋がくる
おまえ百まで わしゃ九十九まで
泪わけあい 寄り添いながら
越えるふたりの 风雪卡
6.なごり船
作词:木下龙太郎
作曲:大泉逸郎
お前が泣くから 呑むほど苦い
今夜の酒は 泪割り
元の笑颜に 戻っておくれ
これきり逢えない 二人じゃないさ
しばし别れの なごり船
お前が泣くから うるんで见える
港に浮かぶ 波止场月
男ごころを 信じておくれ
夜每の梦路で 通ってくるさ
同じ想いの なごり船
お前が泣くから 出船を告げる
雾笛がまたも 贳い泣き
无事を祈って 待ってておくれ
寄り道しないで 归ってくるさ
ここがふるさと なごり船
7.母亲ごころ
作词:荒木良治
作曲:大泉逸郎
一つ咲かせた 手もとの花の
可爱むすめを 嫁がせる
母亲(おや)のこころを 思っただけで
じんと来ました わたしのほうが
すまぬ气持ちに 熨斗(のし)そえて
きっとこの娘(こ)を 大事にします
なにもかにもが 满点なんて
人はどこにも いないのよ
足らぬところは たがいにかばう
そんな母娘(おやこ)に なりたいものね
ものの分かりが いい姑(はは)と
いつかあなたに 言われてみたい
家族(みんな)仲良く よろしくどうか
母とむすめよ 今日からは
受けた花束 两手に抱いて
胸でよろこび 感じています
早く初孙 抱けるよに
祈りましょうよ 母亲ふたり
8.孙
作词:荒木良治
作曲:大泉逸郎
なんでこんなに 可爱いのかよ
孙という名の 宝もの
じいちゃんあんたに そっくりだよと
人に言われりゃ 嬉しくなって
下がる目じりが 下がる目じりが えびす颜
もみじみたいな 小さな手でも
いまにつかむよ 幸せを
仕事いちずで 果たせなかった
亲の役割 代わりの孙に
今は返して 今は返して いるところ
つよく育てよ おお空泳ぐ
五月节句の 鲤のよに
亲の背よりも 大きくなって
一人立ちする 二十才が来たら
祝い言叶を 祝い言叶を かけてやろ
9.孙びいき
作词:荒木良治
作曲:大泉逸郎
抱いてあやせる この幸せは
孙がいりゃこそ できること
若い顷には 思わなかった
こんな喜び この手にくれた
嫁と息子に 礼を言う
甘えさせては 驮目なんだよと
知っているから する我慢
むかし子育て した顷よりも
精がでるねと 言うばあちゃんに
当たり前さと 向ける笑颜(かお)
あなた似だとか おまえ似だとか
ゆずり合ってる 孙びいき
からだ丈夫で 素直であれと
家族(みんな)そろって 见上げる空に
およぐ元气な 鲤のぼり
10.嫁ぐ娘に
作词:荒木良治
作曲:大泉逸郎
今日のお前の 花嫁すがた
亲の目にさえ まぶしく见える
こんないい娘に 育ってくれて
お前ほんとに ありがとう
过ぎて来たあと ふと振りかえりゃ
梦のようだね 幼い顷が
后のことなど 心配せずに
尽くしなさいよ 嫁いだ先で
かわい嫁だと 言われるような
そんなお前で いてほしい
今朝の门出に 三つ指ついた
お前见ていて 泪が出たよ
赠る言叶は 少ないけれど
阴で幸せ 祈っているよ
めでためでたと 祈ってくれた
みなの期待を わすれずに
何か言ったら 泣けそうだから
无事をこころで ただ祈るだけ
11.嫁入り卡
作词:荒木良治
作曲:大泉逸郎
马にゆられて 卡を越える
可爱嫁ごの 角かくし
亲の思いを いっぱい诘めた
たんす长持ち かつぐ人
おくり出す日の お立ち酒
となり村まで 三里の道を
あゆむ道中 かごや呗
里のことなど 心配せずに
爱し爱され むつまじい
花の夫妇(めおと)で しあわせに
お前お立ちか お名残惜しい…
道のほとりの お地藏さんに
どんな愿いを かけるやら
今日のこの道 幼子つれて
母という名で 里がえり
その日梦みる 亲ふたり
12.こんな夫妇で
13.なかよし音头
作词:荒木良治
作曲:大泉逸郎
仲良くすること 知ってる人は
この世を乐しく 生きられる
人への气くばり 思いやり
笑颜をたやさぬ ごあいさつ
こころが自然に 丸くなる
なかよし音头で アヨイショ みんな幸せに
はじめは小さな ふれあいだって
いつしか大きな 轮にもなる
この世はひとりじゃ 生きられぬ
お邻ご近所 みな仲间
仲良いことって いいもんだ
なかよし音头で アヨイショ みんな幸せに
いつでも仲良い 家族をみれば
こころがなごむよ だれだって
お金で买えない 幸せが
あそこの家には 住んでいる
真似でもいいから そうしたい
なかよし音头で アヨイショ みんな幸せに
だれとも仲良く したかったなら
良いことばかりを 见てること
一生明るく 暮らすには
人との交わり たいせつに
手と手をたずさえ さあ行こう
なかよし音头で アヨイショ みんな幸せに
14.马喰恋呗
作词:荒木良治
作曲:大泉逸郎
二两で买った马 十两で卖れて
缟の财布が 重くなる
惚れてみないか 马喰さんに
储け半分 分けてやろ
关东のぼりの 小坂の茶屋の
俺のなじみの 茶屋おんな
归りみやげに 买って来た栉を
差してあげよか その发に
手纲を引く手に また降りかかる
さんさ山家の なごり雨
こんど来るまで 达者でいろよ
马喰归りの 一夜妻
15.道草人生
作词:仁井谷俊也
作曲:大泉逸郎
梦がどこかに 消えたのと
叹(なげ)きなさるな そこの人
道草人生 いいじゃないか
くやし泪が あるうちは
明日(あす)に向かって 步いてゆける
天が与えた この试练
运と不运は 纸一重
道草人生 いいじゃないか
惚れたおまえが いればこそ
耐えてゆけるさ 苦劳の道も
まわり舞台さ 人の世は
冬のあとには 春が来る
道草人生 いいじゃないか
人の出会いを 大切に
いつか咲かせる しあわせ樱
16.息子よ
作词:荒木良治
作曲:大泉逸郎
见られなかった 自分の梦を
亲は子供に かけるもの
金屏风 背なにした 晴れ姿
まぶしく见えるよ この目にも
今日は门出だ おまえの旅立ちだ
よくぞここまで 育ってくれた
なにも心配 かけもせず
いい娘(ひと)に めぐり会え 良かったね
これから仲良く 手をつなぎ
花をきれいに 咲かせて见せてくれ
父と母とが 二组出来て
共にしあわせ 祈ってる
可爱い子が そのうちに 生まれたら
おまえも分かるよ 亲ごころ
おれのこの肩 大きく越えて行け
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