1.ホワイトホール

作词:ユウ
作曲:ユウ

キミがくれたからボクが今日からあげるよ
これ以上寒い日が来ない样にと空见上げて
アカルイヒカリを

まぶしい通り雨
天と地を系ぐ柱
こんな风にボクらは
时々系がってんの?

ああ ボクの心を喜ばせる天才よ
ああ ボクの大事なモノ全て持ってどこに行ったんだ?

キミが笑う度ボクは爱を手に入れたよ
冰も溶け出して、深海が朝を迎えたような
アカルイヒカリを

世界中のモノを全部
积み上げ登っていけば
いつかは太阳だって
掴めるような气がした

ああ ボクの心を里切ったりしない天才よ
ああ 时を重ねていつかはキミに届くのかな?

ああ ボクの心を痛めつける天才よ
ああ ボクの空は薄紫色に染まった…あの时から

ねぇ神样见せてよリアルな奇迹を
そこで目をつぶって、あぐらかいてばかりいないでさ
キミが暮れたからボクの空は待ってるよ
シリウスが嫉妒して、眠ったファラオも目を觉ますような
アカルイヒカリを


2.やまみちにて…

作词:ユウ
作曲:ユウ

“この山の顶に立つ”
それはまだずっと先にして…

ビルの生い茂る森を、四轮の马で走る
今も昔も变わらないこと、全てが终点に向かうこと

大人になる时が顶上だと思っていた
子供の顷から憧れていた、人の完成系が次に目指すのは?

突き刺せば一瞬で终わるから
心の鞘にしまっていたい
伝えたい想いはあるけど
私はまだ崖の途中
君への道は远いほどいい

ビルの生い茂る森を、二足步行が行き交う
この都会(まち)の唯一の魅力、途切れることを知らないこと

梦を叶える时が顶上だと思っていた
子供の顷から欲しがっていた、全てを手にした现在向かうべき所は?

地下道を恐龙の群れ、なびかない黑の草原
巨大なムカデに飞び乘り、蚁の巢のトンネル拔けて

この东京(まち)がこの国の顶上だと思っていた
追いかけるものが尽きないから、ここはまだ终点を知らないまんまだ

“叶う时”は一瞬で终わるから
追いかける味に浸っていたい
伝えたら答えが出るから
私はまだ坂の途中
君の足迹追っていたい
“この山の顶に立つ”
それはまだずっと先にして
霞んでる雾のふもとで
私はまだ足を止めず
君の背中追いかけてたいの


3.シーホース

作词:ユウ
作曲:ユウ

人间は有难くも忘れていく生き物です

永久に续く夕凪はなく
终わらない宴はなく…
私は今、白々しくも
“忘れる”の技を使います

だけど
あなたを头の中から追い出す过程で
后に残るものの少なさに气付いた…

帆を张る私の船(からだ)は大海原
货物(にもつ)が轻くなってもまだ航路(みち)は开けない

人间は脑に羽があって
忘れていく生き物です
太阳が饮み干された顷
独りの空しさに气付くだけ

せめて
残したい记忆、それは知らぬ间に忆えていた
それさえあれば充分だったはずの灯(ぬくもり)

风を切る私の船は大海原
いつしか岚が去ってもまだ航路は开けない

私はここで何を系ぎ止めていたんだろう?
冷めた苍に摇られて锚はもう外れてしまった

真实も缮う事实ももう里腹
その身からこぼれ出す嘘でどうせ锖びていく
まだ舵のとれない心で航路は开けない
记忆は取り戻せてもまだ港(あなた)は选べない


4.姫事

作词:ユウ
作曲:ユウ

あなたの指令に从って、あなたの望みを叶えてきた
あなたの思想を迷いもせず、この世界に解き放ってきた
その十本の指と
たった一つの口

あなたのトキメキの火种、尽きる时まで燃料を燃やす
あなたのキラメク希望の扉、时には雨、心洗い流す
命奏でる心臓と
真っ黑な二つの目

私はそんな彼らよりも、侧に行くことができますか?
私のこんな气持ちはどんな役割を果たすのでしょうか?

サヨナラを一层寂しくさせる、色もない影の立役者
あなたそのものに価值も付けず、ただの现在をそこに知らしめる
自由主义者の风と
现实主义者の镜

私はそんな彼らよりも知り尽くすことができますか?
驱け巡る赤い液体は心臓を坏しそう

青に染まらぬ太阳と
黑に饮み迂まれない月

私はそんな彼らよりも唯一のものになれますか?
私の持つ光はどんな役割を果たすの?
私はそんなあなたよりも必要なものがありますか?
驱け巡る赤い液体は速度を速めていく
私はそんな彼らよりも侧にいくことができますか?
私のこんな气持ちはどんな役割を果たすのでしょうか?

これはほんのヒトリゴトで
人に话すまでもなく…


5.答案用纸

作词:ユウ
作曲:ユウ

こんなにもつまらない话を
どうしてそんなに真剑に闻いてくれるの?
・春は( 曙 )
・二人は( )
似たもの同士きっと同じ答えを选ぶ

惹かれてる气持ちはきっと本物
气付いてるけど口は嘘をつく

唐突にそれが舞い降りたら
心の内侧それが忍び迂んだら

广辞苑に载ってる限りの言叶で
ごまかして口は嘘をつくしかない

因数分解のやり方なら努力で身につくけど
こんな想い、こんな夜の过し方教えてよ先生…

迂み上げる冲动など知らない
雄しべと雌しべになってしまえば丁度いい

惹かれあう气持ちはきっと必然
答えに气付いても言わないでいて

始まりという言叶は终わりを意味していますか?
こんな时代、こんな夜に叶わない愿いがあるの?先生…

口はすぐ嘘をつく、それでも
心はきっと同じ回答を选ぶ

存在しない言叶で呼び合えば谁も气付かない
こんな出会い、こんな想いの结末を教えてよ先生
因数分解のやり方なんて知らないままでも
こんな想い、こんな夜にただ一つの答えは( )


6.天邪鬼

作词:ユウ
作曲:ユウ

さあここには乐という文字しかありません
昨日までの苦行はまるで嘘のようだ

それにしても今は思い出すというやり方が解らず困ってるんだ
ここへ来るまでは

龙神になってこの海の内で
あなたの全てを润す役目を
つかさどるつもりでいたのに
あなたという人が思い出せないの

さあここでは爱というものも意味を成しません
守る物がない苦しみを初めて知った

それにしても今は人という生き物の定めが解って困ってるんだ
ここへ来るまでは

雷神になって尖ったナイフで
あなたの全てを守り通す役目を
つかさどるつもりでいたのに
恶という仕业がここにはないんだ

それにしても灯りは闇のない场所では役に立たないと气づいたんだ
それにしても风は生き物がいる场所にしか吹かないと气づいたんだ
あなたを知った时から空气は污れていた
あなたを知った时から守る物はあった

龙神になってこの海の内で
あなたの全てを润す役目を
つかさどるつもりでいたのに
あなたという人が思い出せないの
あなたという人が思い出せないの


7.追伸

作词:ユウ
作曲:ユウ

心という川の上澄みはきれい
恶魔が泳ぐと途端に泥が舞う
底に沈んだ欲が舞い上がり
澄み切った川は茶色く污されていく

君はその茶色をなくすことだけに
努力を重ねる必要はないよ
上澄みだけじゃ谁も爱せない
君の“欲しい”って气持ちで

世界はマワル

流れ行く日々の中で君がそんなに
不幸だって?不公平だって?
引き连れたその过去にはもう用がない
谁のものでもない、“明日”は…

今日と昨日の境界线はどこ?
立ち止まっていても知らずに越えている
前に进む度邪魔なものが多すぎて
失いたくないものが增えすぎて

不安になるばかりの

流れ行くこの浮世に君が目にした
“优しさ”、もしくは“里切り”は
美しくも气まぐれな秋の空になぞらえた
人に携わるただの习性さ

浮き沈みすることもない背泳ぎの人生
君が欲しいのはそれじゃない
君の气持ちならもうほら、伝わったよ
谁かの生き方さえ变えてしまったよ
一つ付け加えるなら、これはつまり
へこたれた过去の、そうあの顷の自分に赠る歌