31.银のライター
作词:阿久悠
作曲:猪俣公章
お前が大きくなったなら
恋人同士になろうねと
冗谈みたいにあのひとが
私にこっそりいったのは
五年も前の秋のこと
私が十五になった顷
お前と十五も违うけど
それでもいいかと笑ってた
ふとした言叶のいたずらが
それから心をはなれずに
恋する年令(とし)になったのに
私はなぜだかひとりきり
五年も恋したひとなのに
今ではうわさも消えたまま
私があの日を想うのは
さびしい日ぐれにあのひとの
小さな银のライターで
かすかな炎をつける时
かすかな炎をつける时
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